林鄭月娥・行政長官は３月１３日午後、ソーシャルメディアへの投稿で新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ―１９）ワクチン接種スキームの調整を担当する特区政府公務員事務局の聶徳権・局長に、いち早く接種を受ける必要のある人々の要望に応えるため、さらに接種対象者を増やすことを検討するよう求めたと述べた。林鄭長官は投稿でワクチン接種スキームが開始されて半月が経過し、１２日夜の時点で約16万2100人が初回の接種を受けており、これは16歳以上の香港住民の2.5％にあたると指摘。英国では2000万人以上の接種者が徐々に職場や学校に復帰しており、6月末には完全に「封鎖解除」される見込みであることを付け加え、他の場所では「ワクチン接種パスポート」へのアクセスを開放したり、「ワクチン接種を受けた者」が検疫規制を回避できるようにすることが話題になっていると紹介した。
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