台風17号「獅子山(ライオンロック)」が香港近海を通過し台風警報シグナル8が発令されたが、さらに台風18号「円規(コンパス)」が発生した。10月9日の香港メディアによると、コンパスは北へ移動した後に西に向かうとみられ、今週半ばに南海北部を通過する見込みだ。12~13日にピークに近づき、香港の南400キロメートルの範囲内を通過する。天文台の進路予測によると、コンパスはすでに熱帯低気圧から台風に発展し、中心付近の最高風速は時速75キロメートルを維持。今後2~3日に強さを増してルソン海峡一帯に移動し、今週半ばに南海北部を通過する。東北季節風と合わせた影響により広東省沿岸では風力が増し、大雨と強風に見舞われる見通しだ。11日には中心の最高風速が時速90キロメートルに達し香港から800キロメートル範囲内に入る。13日には香港から400キロメートル範囲内に入り、中心の最高風速は時速110キロメートルに達する。
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