「香港版国家安全法」の下で多くの本土派と民主派の区議会議員が統括プラットホーム「公民議政平台」の設立準備を行っていたが、約半年の準備期間を経て最終的に設立を断念した。１月３日付香港各紙によると、「公民議政平台」準備委員会の区議会議員は昨年１２月３１日に記者会見を開き、同プラットホームは設立が難しいことから準備委員会を解散すると発表した。会見に出席したのは離党区の梁国豪氏、元朗区の王百羽氏、沙田区の李志宏氏、油尖旺区の李傲然氏ら１０人の区議会議員。準備委員会解散の理由を政府の弾圧と従来の民主派政党が参加に消極的だったためと主張した。離島区区議会の王進洋・議員はＳＮＳ記者会見に出席した議員らを「ゴミ」と呼び、彼らは何一つ成し遂げず、民主派に頼っていると批判した。準備委員会の梁氏がＳＮＳで王氏に説明を求めたため、王氏は「民主派の参加がなくても自分たちだけでもプラットホームは設立できる」と述べ、記者会見での声明とは異なる立場を示した。王氏は他の議員ともＳＮＳ上で口論となっている。
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