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香港―社会

深セン湾、政府「両地一検測」検討

特区政府医務衛生局の盧寵茂・局長は7月16日、香港市民が深セン湾口岸で出入境する際に往々にして混雑が発生している問題に触れた。17日付香港各紙によると、盧局長は混雑の原因は香港と中国本土のPCR検査の方式が異なるためと指摘。この状況に対応するため、特区政府は「両地一検測」(双方の検査を1回で済ませる)の方向で検討していることを明らかにした。本土が現在採用している標準PCR検査は旅客が越境後にホテルで検査結果を待つことができ、一般的に6~8時間かかる。だが香港が採用しているのは快速PCR検査で、旅客は越境前に検査結果を待たねばならず、早くて30分から1時間で結果が出る。盧局長はウイルスを深センに流入させないため、できるだけ本土の基準と一致したPCR検査を採用すると述べた。

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