新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行第3波で夜間の飲食店での店内飲食が禁止されており、多くの人がテイクアウトを利用している。8月16日付香港各紙によると、一部の飲食店チェーンはこれを商機ととらえ、店舗賃貸料が下落しているのを機に店舗網を拡大したり、テイクアウト専門店を開設している。香港に多くの店舗を持つ棋哥焼鵝餐室は小型店舗を探して焼きガチョウ載せご飯のテイクアウトに注力。また観光スポットに多くの店舗を持つミシュラン1つ星の添好運点心専門店は民生地区に点心テイクアウトの専門店を開設している。不動産代理店によると、民生地区の小型店舗でテイクアウトを営業するなら数十万ドルから開設でき、一線地区で飲食店を開設するのに比べ70~80%少ない投資で済むと解説。現在の店舗賃貸料は過去約10年で最低となっているという。
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