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華南―経済

港珠澳大橋、単日通関量が過去最高

港珠澳大橋税関と出入境管理所の統計によると、港珠澳大橋珠海公路口岸(大橋口岸)では10月5日、出入境車両が延べ2万2600台を突破し、そのうち香港とマカオの車両は延べ1万4500台を突破し、いずれも開通以来の単日最高記録を更新した。同日9時から23時までの間、大橋口港の出入境の通行量がピーク時には1時間あたり延べ1500台以上だった。10月1日から5日までに、大橋口岸の出入境車両は延べ9万5400台に達し、昨年の国慶節ゴールデンウィークの同時間帯より57.43%増え、その原因は中国本土住民と香港・マカオの休日旅行需要が重なることで口岸の車両通行量を押し上げたとみられる。

今年に入って以来、「港車北上」と「澳車北上」政策の影響で、大橋口港の通行量は引続き高い水準を維持しており、10月6日午前0時の時点で港珠澳大橋税関の越境バスは延べ360万2800台を超え、前年同期比102.63%増えた。そのうち香港とマカオの車両は228万5600台を突破し、越境バスの6割を占めた。

国慶節の通関をスムーズにするため、港珠澳大橋珠海公路口岸の出境「貨物兼乗客」通路が国慶節前夜に開通し、大橋口岸の出境方向では軽自動車の験放条件の通路が22本から35本までに増え、軽自動車のピーク時間帯の一方通行の出境通関能力が1時間あたり延べ1500台に達した。また税関と口岸連検部門は、直列検査から並列同時検査にアップグレードされ、効率が約50%向上した。

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