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香港―社会

現行の防疫措置を20日まで延長

新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行の第4波が続く中、特区政府食物及衛生局の陳肇始・局長は1月4日、現行の防疫措置の延長を発表した。同日の香港メディアによると、陳局長は「社交距離対策を緩和する条件はなく、20日までの2週間は現行の対策を維持する。春節(旧正月)前に対策を緩和する可能性は低い」と述べたほか、流行が反復した場合はより厳しい対策を講じることを示唆した。過去7日平均の感染者数は15人で、即時感染率は1人以下に低下しているが、減少傾向が緩慢でリバウンドの危険性はまだ後退していないとみている。最近は家族で会食する機会が多く、冬至には10人以上の集まりが多く3世代で感染するケースもみられている。陳局長によると、政府は強制ウイルス検査を強化し昨年12月31日から今年1月2日までの3日間で3万8000人が移動検査ステーションで検査を受けたことを明らかにした。 当局はすでに160万人以上のウイルス検査を実施し、3日までに47棟の建物が強制検査の対象となった。

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