新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ―１９）第５波の深刻化によって政府は理髪店の営業を４月２０日まで停止する規定を出した。３月６日の香港メディアによると、理髪店の閉鎖によって多くの理容師は訪問散髪サービスを提供している。湾仔に住むネットユーザーは、ある理容師が生計を立てるためにビルの屋上にテントを張って顧客の散髪を行っていることを発見して写真をＳＮＳに載せた。ある理容師はＳＮＳで宣伝して訪問散髪サービスを行っており、問い合わせも多いという。だが収入は以前の１０～２０％でしかない。理髪店の収入の８割はカラーリングやパーマによるもので、カットは２割に過ぎないためだ。訪問散髪サービスは移動時間も費やすことなど理容師にとって不利な面が多い。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。
