深セン市の都市封鎖(ロックダウン)の影響によって中国本土から棺桶が香港に陸路輸送できなくなっており、死者が増えている香港の棺桶不足が市民の注目を浴びている。3月17日付香港各紙によると、近年は環境保護棺桶の使用が始まり、今回の状況の打開策になるともみられている。環境保護棺桶を扱っている葬儀慈善機関が近日受けた問い合わせと使用量は通常の4倍以上となり、300個の棺桶を病院に寄付し緊急需要に充てる。香港の棺桶の90%は中国本土から供給されているが、深センのロックダウンで香港への棺桶供給がひっ迫し、ある死者の家族は葬儀を4月初めに延期しており、遺体安置所にはさらに多くの遺体が安置される自体となっている。環境保護棺桶は香港で生産され、蜂の巣構造で欧米の環境保護試験を通過している。

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