第6期行政長官選挙が迫る中、米国と英国が相次ぎ香港に関するリポートを発表して香港の新たな選挙制度を攻撃し、中央が高度に注視している。
全国僑連副主席と中国和平統一促進会香港総会理事長を務める盧文端氏は4月6日付『明報』に寄稿し、米英の攻撃と香港の新選挙制度の関係について以下の3つの観点を示した。
(1)新選挙制度は米英による選挙の罠を全面的に打破し、愛国者治港の原則を実現して香港市民の福祉を守り、1国2制度の安定と香港の長期的繁栄と安定を維持するための制度的な支えを提供(2)米英による香港の新選挙制度に対する攻撃は香港の選挙を妨害・破壊する行動の延長で、間もなく行われる行政長官選挙に影響を及ぼそうとしている(3)中央が米英に強く反撃し、新たな行政長官の人選は米英の圧力に耐えて香港版国家安全法と新選挙制度を実現できる「鉄の男」でなければならない――。
盧氏は旧選挙制度の主な問題として、英国が香港から撤退する際に選挙に罠を仕掛けて直接選挙を中核に選挙を設計し、反政府活動の担い手が大量に生み出され「民主反共」を理念に選挙活動を行って多くの反中政治家が集まるようになったと指摘。米英が絶えず香港の新選挙制度を攻撃するのは、主に新制度では反中乱港分子が特区の政権枠組みから外され、外国勢力がこれまでのように代理人を操って香港を利用して中国に圧力をかけることができなくなったためと解説した。
https://news.mingpao.com/ins/文摘/article/20220406/s00022/1649170004985/如何看待美英攻擊香港新選制(文-盧文端)

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