民主建港協進連盟(民建連)の元メンバーである胡世全氏が行政長官選挙への立候補を表明した。財界人の洗国林氏に続く2人目の出馬表明となる。2月15日の香港メディアによると、胡氏は16日に記者会見を行い政権公約(マニフェスト)を発表。マニフェストは住宅、医療、高齢者など6方面にわたって政策を提示し、若者に中国の特色ある社会と粤港澳大湾区の発展のチャンスなどを理解させることも含まれている。当選した際にはまず政府の統治チームの人選を行い、能力のある者を留任または昇格させ、公務員の中から人材を統治チームに抜てきして中央の信任を得るという。胡氏は2012年と17年にも行政長官選挙への出馬を表明しており、今回は3回目となる。前2回では選挙委員の推薦が足りず正式候補者にはなれなかった。

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