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香港―経済

証券会社約40社が香港市場から撤退

香港株は今年明らかに改善したが、地元証券会社は依然として苦戦している。12月19日付香港各紙によると、香港株式取引の低迷と新株不足を理由に、今年40社近くの証券会社が香港市場から撤退したと外国メディアが報じた。『星島日報』の最新統計では、再開した証券会社を除いた純流出数は33社。3年連続の減少で、新規参加者はいない。12月18日の時点で証券取引所には 616 社の参加者がおり、そのうち 541社が営業中、75 社が営業していなかった。業界関係者の中には、地場証券が新たな調整を受け入れなければ当然存続できなくなり廃業する傾向にあるとの率直な声も上がっている。

ブルームバーグによると、香港取引所の参加者数は依然として減少しており、過去3年間で合計90社以上の地元証券会社が営業を停止したという。しかし、データを確認してみると、中国本土の資本市場の活発な刺激を受けて、香港株は今年16.5%(2817ポイント)の上昇を記録し、取引高は1000億元の水準に戻った。

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