旧正月3日目は「赤口」に当たり、年始回りは控えるべきといわれているため多くの市民が沙田の車公廟に参拝した。2月14日の香港メディアによると、車公廟前には参拝客の行列ができて歩行者トンネルにまで延びていたため、華人廟宇委員会は同日午後3時半過ぎに入園待ちの行列を締め切ると発表、ほかの日の開園時間にあらためて来るよう促した。同日は午前8時から正午までに7095人が参拝。入園は収容人数の半分までに限定しているため、午前9時には上限に達した。華人廟宇委員会はフェースブックで参拝は少なくとも3時間待たねばならないと発表し、信者らに日を改めて参拝するよう促した。14日は午前8時から午後5時30分までの間に合計1万7473人が参拝した。また警察は同日午前10時、車公廟のトイレで女性職員が手首を切って自殺を図ったとの通報を受けた。警備員が女性を発見して通報し、女性は救急車で病院に運ばれた。
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