廉政公署(ICAC=汚職取り締まり署)は1月25日、スタンダード・チャータード銀行の元マネジャー3人とフリーのフィナンシャルコンサルタント1人を起訴した。26日付香港各紙によると、被告らは偽装の銀行書類を使って多くの日本人投資家を騙して4億円余りを投資させた。さらに別の被告1人は約5500万ドルのマネーロンダリングが疑われている。5人は27日に東区裁判法院(地裁)に出廷する。詐欺で起訴された被告のうち胡文浩、陳徳政、梁浩賢の3氏はスタンダード・チャータード銀行の元カスタマーサービスマネジャー、羅文輝氏はフリーのフィナンシャルコンサルタントさらにマネーロンダリングの被告の甘潔貞氏はADF Capital Limitedのマネジャーとなっている。
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