特区政府統計処は２月２５日、２０２５年１月の貿易統計を発表した。同日付政府公報によると、１月の輸出総額は前年同月比０・１％増の３８９１億ドルだった。輸入総額は同０・５％増の３８７１億ドルだった。貿易赤字は輸入総額の０・５％に当たる２１億ドルだった。しかし昨年と今年は旧正月の時期が異なることから今年１月と２月の統計は合わせて分析する必要がある。１月の地域別統計は、アジア全体への輸出が同０・４％増加した。中でも増加が目立ったのは、ベトナムの同７３・９％増、シンガポールの同４１・６％増、日本の同１４・３％増、フィリピンの同１３・７％増だった。一方、減少が目立ったのは、インドの同２２・３％減、マレーシアの同１７・７％減、中国本土の同２・１％減だった。他地域向けの輸出は全体的に減少し、中でも英国が同８・８％減、オランダが同３１・８％減と減少が目立った。一方、米国は同１４・８％増加した。
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