特区政府統計処は３月２５日、２０２５年２月の貿易統計を発表した。同日付政府公報によると、２月の輸出総額は前年同月比１５・４％増の３２７９億ドルだった。輸入総額は同１１・８％増の３６４２億ドルだった。貿易赤字は輸入総額の１０・０％に当たる３６３億ドルだった。しかし昨年と今年は旧正月の時期が異なることから今年１月と２月の統計は合わせて分析する必要がある。１～２月を合計した輸出総額は前年同期比６・５％増、輸入総額は同５・７％増、貿易赤字は輸入総額の４・６％に当たる３４６億ドルだった。
２月の地域別統計は、アジア全体への輸出が同２５・０％増加した。中でも増加が目立ったのは、ベトナムの同１１４・２％増、台湾の同７３・０％増、フィリピンの同３２・３％増、中国本土の同２９・５％増だった。その一方、インドは同２９・８％減少した。他地域向けの輸出は全体的に減少し、中でもオランダが同４４・７％減、米国が同１８・５％減と減少が目立った。その一方、英国は同６１・０％増加した。
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