香港ジョッキークラブは９月１日、２０１９／２０年度の業績を発表した。２０年６月３０日までのサッカーくじ、六合彩（マークシックス）、競馬を含めた全体の投票総額は２１８７億４９００万ドルで、前年度に比べ１１・６％減少した。このうち、サッカーくじは新型コロナウイルス感染拡大で年内の国際試合が３２７３試合も中止または延期されたことから投票額が減り、前年度に比べ１８・８％減の９２６億ドルだった。マークシックスは同３９・９％減の５１億ドル、競馬の投票額は同３・２％減の１２１０億ドルだった。香港ジョッキークラブによると、現在は投票額の約７割がインターネットかモバイルデバイス経由で、新型コロナの流行ピーク時にはデジタルプラットフォームからの投票が９割に達したという。一方、９月６日には香港競馬の新シーズンが開幕した。初日のレース全体の投票総額は１３億７６００万ドルで過去最高を記録。昨シーズン初日より６・３％増加したという。
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