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香港―社会

3年ぶり日本語スピーチコンテスト

香港日本文化協会主催による「第45回日本語スピーチコンテスト」が11月20日(日)に香港伍倫貢学院(UOW College Hong Kong)で開催された。同コンテストは1976年から香港における日本語学習者の振興を目的としている。長引くコロナ流行により一時中断されたが、今年は3年ぶりの再開となった。香港日本文化協会主席の黃碧兒(サリー・ウォン)氏は開会の挨拶で「日本に関心の高い香港市民が、コロナ流行の緩和を機に香港と日本の友好が深まるのを願っている」と述べた。演題は日本について自由で、日本語を学ぶ大学・専門学校・協会などから予選を通過した14人が登壇し、3~4分のスピーチ後に質疑応答を実施。審査項目は、内容・表現力・発音・態度・応答の5項目で、在香港日本国総領事館の岡田健一・総領事(大使)、国際交流基金海外派遣日本語教育専門家の伊達久美子氏など6人による厳正な審査が行われた。優勝者の譚嘉芙さんは胴着を着用して「居合道とわたし」という演題でスピーチ。居合道を通して精神鍛錬や己に勝つ術を学んだと話した。2位の江楚羨さんは日本でのホームステイ経験から学んだおもてなし文化の素晴らしさをスピーチした。

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