香港空港管理局(AAHK)は5月14日、香港国際空港の2021年4月の利用統計を発表した。4月の航空貨物取扱量は前年同月に比べ15・5%増の38万9000トン。貨物取扱量が前年同期よりも増加したのは主に輸入の伸び幅が二桁に上ったことによる。旅客機の減便によって積載容量が不足して再輸出は減少したにもかかわらず貨物取扱量全体としては増加し、中でも東南アジア、インド向けの増加が最も目立った。4月の旅客数は同89・0%増の延べ6万人。旅客数は2019年の水準には遠く及ばないものの、前年同月比で大増したのは比較する基数が低いことによる。離着陸数は同9.9%増の1万375便だった。

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