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香港―社会

63歳男性死亡はワクチンと無関係

新型コロナウイルス感染症(COVID―19)ワクチン接種後の死亡事故が香港で初めて発生した疑いが取りざたされていたが、専門家らは死因はワクチン接種と関係ないとの見方を示した。3月3日の香港メディアによると、特区政府衛生防護中心は3日午前零時半、クイーン・エリザベス病院で慢性疾患を持つ63歳の男性が科興生物のワクチンを接種した2日後に昏睡状態で死亡したことを明らかにした。ワクチンの臨床事象評価専門委員会は同日午後、この事件について緊急会議を開催。会議後、専門家委員会共同議長の孔繁毅氏は、この患者は慢性疾患などの問題を抱えていたとして、情報を精査した結果、死因はワクチン接種とは直接関係がないとの結論に達したと発表した。

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