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華南―経済

KOLが大湾区タスクフォースに

北上して深セン市に住む香港KOL(ユーチューバー)の「西DorSi」さんは3月初め、特区政府から「律政司粤港澳大湾区タスクフォース」の新メンバー5人のうちの1人に任命された。3月16日の『星島日報』(電子版)によると、タスクフォースのメンバーは大湾区の互恵協力を深め、市民の便宜を図り、大湾区の発展と建設を促進することが任務。任期は2年。西DorSi氏は同紙のインタビューで、1月末に律政司からタスクフォースのメンバーになるよう招待を受けたと語った。同氏はメンバーのほとんどが法律専門家であり、自分がその仕事をこなせるかどうか心配だったため、最初は招待を受けるかどうか躊躇したと認めた。しかし律政司は、このグループが現在専門的すぎると考え、グループに多様な意見をもたらすには彼の草の根の視点と中国本土での生活経験が必要であると考え、彼の参加を奨励した。彼はまた、これがグループ内での彼の独特な位置付けであるとみている。

ユーチューバーから公務員への転身について、西DorSi氏は政府との親密な関係について質問されることを心配しておらず、むしろこれがより良いプラットフォームであると信じていると述べた。彼は数日前、中国本土でオンラインタクシーの運転手に突き飛ばされ、唾をかけられたことを思い出した。その時は無力感を覚えた。彼は将来、自分にもう一つのアイデンティティが生まれ、一般の人々がアクセスできない情報をもっと吸収できるようになると信じている。そして視聴者にもっと実用的な情報を提供でき、香港の人々が中国本土で遭遇する緊急事態や法的問題に対処するのを手助けできるようになるのを目指している。

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