香港のスポーツ選手が海外での国際競技に参加した際に中国国歌が間違えて流れる事件が立て続けに発生している。１２月１３日付香港各紙によると、特区政府保安局の●炳強・局長は１２日、犯罪撲滅委員会に出席した際にこの問題に触れ、香港警察有組織罪案及三合会調査科が事件を調査中で、現段階では香港の選手または職員が関与している証拠は見つかっていないと述べた。また「香港の国歌は中華人民共和国の国歌で、『義勇軍進行曲』の一曲しかなく、いかなる者が他の歌曲との混同を企図することは間違いである」と指摘した。さらに特区政府がグーグルに正確な国歌を検索結果で優先表示するよう要求したところ、グーグルが拒絶したことを明らかにした。●局長は欧州連合（ＥＵ）裁判所がグーグルに不正確な検索結果を削除するよう指示したグーグルが従っていることを挙げ、香港特区政府の要求を拒絶するのはダブルスタンダードだと批判した。【●＝登におおざと】
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