香港と中国本土の政治・経済・社会ニュースを日本語で速報します
香港―社会

ワクチンで日本・タイ旅行は隔離免除に

新型コロナウイルス感染症(COVID―19)のワクチン接種スキームが開始された1カ月余りが経過した。4月4日付香港各紙によると、3日までに54万4000人がワクチン接種を受け、人口の7%を占める。だが林鄭月娥・行政長官は新華社のインタビューで接種率はまだ理想的出ないと答え、政府は接種を奨励する政策を続々と発表すると予告。市民が一部メディアの報道によってミスリードされてワクチン接種を受けないならば新型コロナ流行を完全に抑制することは不可能と述べたほか、接種率が70%に達すれば集団免疫が形成され、他地域も香港との出入境・人員往来の回復を望むはずとの見方を示した。またワクチン疾病予防科学委員会の劉宇隆・主席は、海外旅行は市民のワクチン接種の最大のインセンティブとなるため、ワクチン接種率が70%に達すれば近い将来、日本やタイといった人気旅行先でワクチン接種者は14日間の検疫が免除されるだろうと述べた。

今なら無料 日刊香港ポストの購読はこちらから
香港メールニュースのご登録

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから