刑務所でこのほど新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ―１９）の強制検査が行われ、１０００人以上の囚人が感染していることが分かった。３月４日付香港各紙によると、特区政府懲教署は２日、前日までに約１０００人の囚人の新型コロナ感染が確認されたと発表。大部分は無症状だが、今後２週間はすべての面会を中止するなどの措置を取り獄中のウイルス伝播チェーンを断ち切る構えだ。服役中の香港市民支援愛国民主運動連合会（支連会）の李卓人・元主席、民主党の何俊仁・元主席、拘留中の保釣行動委員会メンバーの古思堯氏らが感染したことが分かり、治療を受けている。何氏は先の健康診断で肺がんを患っていることが判明したためワクチンを接種していなかった。古氏は第４ステージのがんを患っている。
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