米国の中国問題に関する連邦議会・行政府委員会（ＣＥＣＣ）は５月１１日、「１つの都市、２つの法制：香港法官の国家安全法下での権利侵害の役割」と題するリポートを発表し、米政府に香港の国家安全法指定裁判官２９人を制裁するよう要求した。１３日付香港各紙によると、外交部駐港特派員公署は声明を発表し「いわゆるリポートは香港版国家安全法と特区の司法制度を執拗に中傷し、国安法裁判官に対して理由のない制裁を実施するよう騒ぎ立てており、強い譴責と断固たる反対を表明する」と述べた。特区政府もまた譴責声明を発表。「香港の裁判官を名指しし制裁で脅し、卑劣で恥知らずにも裁判官に圧力をかけ、香港特区の司法プロセスへの干渉を企てている」と批判した。
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