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香港―社会

香港の水泳選手が初の銀メダル

開催中の東京五輪の水泳競技で香港代表選手が銀メダルを獲得した。香港メディアによると、7月28日に行われた女子200メートル自由形の決勝で、何詩●(英名:Siobhan Bernadette Haughey )選手が1分53秒92のタイムで2位となり、これまでのアジア記録を上回るとともに銀メダルを獲得した。香港代表が五輪の水泳競技でメダルを獲得するのはこれが初めてのこと。23歳の何選手の父はアイルランド人だが母は香港人で、香港生まれの香港育ち。自身の英名の発音にちなんだ中国語名を使っていて、広東語もネーティブだ。五輪にはリオ大会に続きこれが2回目の出場で、その活躍に期待が寄せられていた。同日、水泳競技の放映時間には多くの市民がショッピングモールのパブリックビューイングで生中継を観戦して応援。何選手の銀メダルが確定した時には歓喜に沸いた。香港代表は水泳のほか、自転車、卓球、バドミントンなどの競技に参加しているが、7月26日にはフェンシング男子フルーレ個人の決勝で張家朗選手が金メダルを獲得するなど明るいニュースが続いている。香港チームの活躍を讃え、香港鉄路(MTR)は7月28日、香港代表選手に1年間有効の無料乗車券を進呈すると発表。メダリストには終身乗り放題の乗車券を進呈するという。【●=くさかんむりに倍】

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