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香港―経済

香港人工知能研究開発院の設立推進

特区政府創新科技及工業局の孫東・局長は7月14日、立法会情報技術・放送事務委員会において、香港人工知能研究開発院の設立について発表した。同日の政府新聞公報によると、孫局長はデジタル政策弁公室と共に委員会に出席し、香港人工知能研究開発院設立のための資金提供案について説明した。孫局長は「人工知能(AI)は新たな質の高い生産性の育成を加速させる中核技術である。これは私たちが受け入れなければならない技術革命の大きな潮流であるだけでなく、あらゆる主要経済システムの戦場でもある。2022年末に発表された香港イノベーション科学技術発展の青写真は、AIの発展に重点を置くことを提案している。青写真に基づき、近年、香港におけるAIの研究開発、応用、ガバナンス、インフラ、エコシステムの整備など、AIの発展を秩序ある形で促進するための一連の措置を講じてきました」と述べた。

孫局長は、AIをめぐる国際競争が激化し、地政学環境がますます複雑化・変化している中、香港はAI発展の重要な局面を迎えており、この状況を打破しなければならないと指摘。現在の好調な勢いを強固なものにするため、香港の発展ニーズに応え、国家の「AI+」戦略に沿って2025~26年度予算では香港のAIイノベーション研究開発と産業応用を指導・支援し、AIの上流研究開発、中下流研究開発の成果の転換、開発シナリオの応用を促進するための研究所の設立を提案している。

香港人工知能研究開発院の主な公的機能は、(1) 香港における主要なAIに関する最先端研究の推進 (2) AI技術と産業の一体的な発展を促進し、科学研究成果の転換を加速し、各産業の高品質な発展を実現(3) 政府へのAI発展支援のための助言(4) 国際交流を促進し、世界クラスの人材を誘致する(5) AIへの理解を深め、人材育成に努め、AIの普及・応用を促進する――。香港人工知能研究開発院と、現在、様々な研究開発機関、大学、企業が取り組むAI関連の科学研究、成果の転換、実用化作業や位置付けは異なっている。香港人工知能研究開発院が香港におけるAI発展を促進する中核的な原動力となり、香港におけるAIの現状業務、資源配分、効率性を統合・強化することが期待されている。

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