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インタビュー

生命健康科学分野の日系企業 香港視察ミッション インタビュー③ジェノダイブファーマ株式会社

特区政府香港投資推進局(インベスト香港)は駐東京香港経済貿易代表部と合同で、52528日に日本企業を招いて香港視察ミッションを実施した。製薬、医療・健康機器、バイオテクノロジー、ヘルスケア、生命健康科学(Life & Health Sciences)分野の日本企業を対象に香港の最新のビジネス環境を視察したもので2回目の開催となる。日本から13社参加した。インタビュー第3弾は、最先端の遺伝子解析技術を駆使して、個別化医療の実現を目指すジェノダイブファーマ株式会社 代表取締役社長 細谷繫さんに話を伺った。(聞き手 編集部 楢橋里彩)

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ジェノダイブファーマ株式会社 代表取締役社長 

細谷繫さん

【プロフィール】製薬会社等でCFOを歴任。数々の国内外IPOを実現。2016年ジェノダイブファーマ()入社後、リキッドバイオプシー及びHLAタイピングを中心とした新規サービス開発とファイナンスを行い現在に至る。

――ジェノダイブファーマの主な技術や製品について教えてください。

我々は特に次世代シーケンサー(NGS)を用いたHLA及びがん遺伝子変異ドライバーの遺伝子解析に注力しています。この技術により、より高精度な診断が可能となり、患者にとってのメリットが大きいと考えています。最新の設備投資にも力を入れており、これによりサービスの質を向上させています。

――香港視察に参加された背景を教えてください。

会社としてアジアを中心にグローバル展開を考えており、香港の医療水準や国際性に特に注目しています。また香港は、中国本土への近接性も魅力的で、シンガポールと並ぶアジアのハブとしての役割を果たしています。医療提供状況やニーズを直接確認することで、自社のサービスがアジア市場でどのように通用するかを探りたいと思い、参加しました。

――今回の視察を振り返り、印象に残ったことは?

街中の雰囲気として日本国内での報道では感じられない親日感を感じました。

また、サイエンステクノロジーパークの視察で、日本にはない規模のインキュベーションセンターとしての機能に驚きました。

香港の法律が判例法である事を初めて知り、驚くと共に自身の知識不足を感じました。

弊社に関係するところでは、香港政府が先進医療に対する開発支援導入の後押しを行っている点も全く知りませんでした。来てみて実際に話を聞かないと全く分からない事もあるものだと、改めて感じました。

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視察したアジアグローバルサミットの様子

――香港市場の魅力について、どのように感じましたか。

香港は国際性や先進性があり、ビジネスにおいて必要な条件が整っています。特に、政府の支援や企業協賛が多く見られ、医療分野でも高いニーズが存在しています。ただし、競争も激しいため、我々のサービスがどのように差別化できるかが重要な課題です。

実際に大規模私立病院へ見学に行きましたが、ほとんど日本の大病院によくみられる人であふれている光景は目にしませんでした。これには驚き、理由を聞いたところ、ワンストップでの完全予約制で、この点時間を大切にするという点と、病院=サービサーとしての合理性と工夫が凝らされているとのことで感心しました。

個別化医療に対するモチーフがしっかりしていると感じました。

――香港の医療ニーズについて、具体的な期待はありますか。

香港では遺伝子解析や個別化医療に対する関心が高まっていると感じました。我々の提供する遺伝子検査サービスが、現地のニーズにどの程度応えられるかを見極めたいと考えています。視察を通じて得られる情報が、今後のサービス展開に大きく寄与することを期待しています。

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社内の様子

――香港を含む海外での事業展開に関する今後の戦略について教えてください。

香港市場の成長可能性を強く感じており、視察を通じて得た情報を基に、ジェノダイブファーマの革新的な医療技術の提供を目指しています。香港は同社にとって新たなビジネスチャンスを切り開く重要なステージであり、今後の展開が楽しみです。

また、我々のサービスはアジア市場を起点に、将来的には中国市場への進出も視野に入れています。まずはアジア市場での成功を収め、それを基に世界市場に拡大する計画です。沖縄を中心に拠点を展開し、学術面でも高い評価を得ている地域での活動を強化していきます。

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