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マカオ—社会

マカオGP。レース終盤のチャンスを生かしたナエルが優勝。F4では佐藤凛太郎が3位に

第72回マカオGPが11月13日から16日まで、公道を閉鎖して作られたギア・サーキットで開催された。メインレースのフォーミュラ・リージョナル(FR)は、スペインのテオフィル・ナエルでがレース終盤に一気に2台抜きでトップに立ち優勝した。また、今年からF4のワールドカップが開催されることになり佐藤凛太郎が3位表彰台を獲得した。(取材・文:武田信晃)

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メルコ・ヘアピンを抜けるナエル

 

F4のワールドカップが初開催

マカオGPは2024年からF3 とF4の間に位置するFRがメインのレースにフォーマットが切り替わった。FRはヨーロッパ、中東、日本、北米、オセアニアの5つのエリアで開催されており、各レースに参戦しているドライバーのトップを決めようというものになっている。
今年から新フォーマットに加わったのがF4のワールドカップだ。F4も世界中で実施されているが国際自動車連盟(FIA)が選考した20人のトップドライバーによって繰り広げられる。新型コロナウイルス期間中、マカオへの渡航が制限されているとき、中国F4をメインレースにしていたが、その流れもあり実施が決まった。

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FRの車両

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F4FRより少し小さい

 

★日本人は7人が参戦

日本からは加藤大翔、佐野雄城、りー海夏澄、山越陽悠、中村仁、鈴木斗輝哉、梅垣清と去年より2人多い、計7人のドライバーが参加した。

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レース前の加藤

2024年のマカオは台風23号(トラジー)の影響で雨模様が多かったが、今年は連日天候に恵まれ、気温も25度前後に達するほどだった。

日曜日のスタート順を決める土曜日の予選レースは、2番手スタートのフレディ・スレーターが1週目からトップに立ち、そのまま独走で予選レースを制しポールポジションを獲得した。

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翌日の決勝は、2番手スタートのマリ・ボーヤがリスボア・ベンドをトップで抜ける。その後、セーフティーカー(SC)が入るが4週目に再スタート。するとスレーターがボーヤを抜き返してトップに立ち、9週目までにボーヤに3.5秒以上の差をつけ独走態勢にはいるがここでリスボア・ベンドでクラッシュが発生し再びSCが入る。
SCが終了した11週目、スレーターのスリップストリームに入ったボーヤが再びスレーターを抜くという展開に。焦ったスレーターは、同じ周の最終コーナーで攻めすぎてカーブを曲がり切れずタイヤを外側のガードレールにヒットさせてリタイアしてしまう。
SCが再度入るが、14週目にレースがボーヤを先頭にリスタート。すると3位につけていたボーヤのチームメイトであるテオフィル・ナエルが一気に2台を抜いてリスボア・ベンドをトップで通過する波乱の展開に。その後、またしてもクラッシュが発生したためSC先導したままレースが終了。ナエルが逆転優勝を果たした。日本人に最上位は加藤の5位だった。

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表彰台のようす

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レース後は部品の即売も行われた

 

★父、佐藤琢磨の血を継ぐ息子、凛太郎

FIA F4のワールドカップとしては初開催。日本からは2001年のマカオGPウィナーである佐藤琢磨の息子、凛太郎と佐藤樹(同姓だが佐藤凛太郎とは家族関係はなし)の2人が参加した。
凛太郎は土曜日の予選レースでは3位でフィニッシュしたがフォーメーションラップのミスで11位に降格していた。
決勝で佐藤は好スタートを見せて8位に浮上。マンダリンベンドで2台、リスボアで1台がクラッシュし、SCが導入されるが1周目から6番手につける。
 3週目にSCが解除され、佐藤はマンダリンオリエンタル・ベンドで5位に浮上し、8周目には再びマンダリンオリエンタル・ベンドで前者を抜いて4位に上がる。同じ8周目の山側セクションで、2番手のラヤン・カレッティが左側ガードレールに接触。佐藤凛太郎はギリギリでカレッティを交わして3番手となった。

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コーナーを攻める佐藤

SCが再び入って、そのままチェッカーフラッグ。優勝はジュール・ルーセルで、佐藤は11位から表彰台を獲得した。佐藤は「11位からスタートするのはどうなるのか怖かったですし、1周目のクラッシュを避けれたのは良かった。まだ1周目だったので、この先、何が起こるかわからなかったので、クラッシュには気を付けて、けど前にプッシュしていこうとは思ってましたね。ここは難しいコースの1つで、完走できたのはすごく嬉しいですし、マカオGPではミスをしない重要性も分かりました。それ活かして来年以降も頑張っていけたらいいなと思います」。2026年はFRで走ることができることを望んでいた。
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親子でマカオGPの表彰台に

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GTレース

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クラシックカーによるパレード

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レースクイーン

pastedGraphic_13.png雨天用のタイヤ

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