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香港―社会

ハンタウイルス、香港に影響なし

オランダの客船「ホンディウス号」でハンタウイルス感染症が発生した件に関し、香港衛生防護センターは、5月7日の香港メディアによると、世界保健機関(WHO)と関連衛生当局の情報から、当該船に香港居民はいないことを確認した。また、香港では今年これまでのところハンタウイルス感染例は報告されていない。WHOの現時点での評価では、この感染症の世界的な公衆衛生リスクは低いとしている。

センターの徐楽堅・センター総監は、センターの港湾衛生課が機管局や観光関連機関・事業者(航空会社委員会、香港旅遊業議会、ターミナル管理会社、クルーズ事業者など)と連絡を取り、ハンタウイルスの発生状況、予防措置、ガイドライン、関連健康情報を提供したと述べた。徐総監は、ハンタウイルス感染症は香港の法定届出感染症であり、医師は疑い例や確定例を発見した場合、センターに報告し、疫学調査と感染症対策を開始する必要があると説明。入境審査では、各港で体調不良や発熱のある入境者に対して医学的評価を実施し、必要に応じて病院で検査を行う。センターは世界のハンタウイルスの最新状況を注視し、リスク評価に基づき適宜対策を調整するという。

センターによると、過去5年間の香港のハンタウイルス感染症の年間平均報告数は0~2件。現在、本感染症の予防ワクチンはなく、治療は対症療法が中心であり、早期受診が極めて重要である。

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