株式会社ムロオシステムズの100%子会社であるNUKEM Technologies Engineering Services GmbHは、アジア市場での事業拡大を進める中で、2025年日本原子力産業フォーラム(JAIF)第58回年次大会および第16回中国国際原子力工業展覧会(CIENPI)に初出展する。NUKEMは、アジア市場における顧客のニーズを的確に捉えるため、展示会に向けた準備を進めている。日本語版のパンフレット、広告マーケティング資料、NUKEM製品紹介ビデオへの日本語字幕対応など、各市場に適したコンテンツを展開する予定だ。日本原子力産業フォーラム(JAIF 2025)は東京国際フォーラムで4月8~9日に開催、中国国際原子力工業展覧会(CIENPI 2025)は北京で4月27~29日に開催される。
中国市場では、NUKEMの包括的な放射性廃棄物管理ソリューションを紹介し、急速に拡大する原子力産業の持続可能な発展を支援する。特に中国国内の新設原発および既存施設の維持管理において不可欠な放射性廃棄物の処理・貯蔵・減容化技術に焦点を当てる。NUKEMは、低レベル・中レベル放射性廃棄物の処理技術において世界トップクラスの技術力を持ち、最適な減容化手法や高度な封じ込め技術を提供している。特に中国市場向けには、廃棄物の特性分析、最適な貯蔵戦略、長期的な安全管理計画を含むトータルソリューションを提案し、現場での運用効率を向上させる。

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