香港に本社を置くゲンティン・クルーズ・グループのマーケティング担当は、クルーズサービスを再開するための一連の方策を策定し、その要求を特区政府の関連部門に提出したことを明らかにした。同社は社交距離を保つため、毎回の航海では乗客の半数のみを収容し、空いた部屋は感染者発生の際に病室として利用する。 船内換気については政府がレストランに求める条件よりも厳しい1時間6~15回の空気入れ替えを行う換気システムを採用。 夏休みシーズンに間に合うようにクルーズを再開するためには1~2カ月の話し合いが必要になる見込みだという。同社は昨年7月と11月、シンガポールを出発して公海を回った後にシンガポールに戻る「ローカルクルーズ」の運航を再開した。こうしたモデルを参考に政府がクルーズサービスの再開を認めれば、子会社のスタークルーズが所有するゲンティン・ドリーム号の出航を手配すると指摘した。
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