コロナ禍でインターネットギャンブルに手を出し、助けを求めるケースが増えているという。ギャンブル問題で影響を受けた人やその家族をサポートする団体「明愛展晴中心（カリタス・アディクテッド・ギャンブラーズ・カウンセリングセンター）」の資料によると、２０１７年に同センターに相談があったケースのうち、ネットギャンブルに関するものは約３％だったが、２０２０年には１６・８％まで増加した。同センターでは、コロナ禍の防疫措置のひとつであるソーシャルディスタンスを理由に市民の多くが外出を控えたことから、簡単にネットギャンブルに手を出しやすくなったと指摘。今後はソーシャルディスタンスの一部緩和に加え、まもなくサッカーワールドカップが始まることから、ギャンブルを始める市民が増えるものとみて注意を呼び掛けている。１１月１６日の香港メディアが伝えた。
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