タイ商務省の統計によれば、今年上半期（１～６月）のタイのコメ輸出は508万トン、1178億バーツ相当に上り、前年同期をそれぞれ25.１％、55.５％上回った。このため、今年のコメ輸出は、当初予測の750万トンを上回り、820万トンあまりに達する見通しという。同省の担当者は、「諸外国は食べる目的、および食糧安全保障の観点から備蓄目的でタイからのコメ輸入を増やしている。現在、（コメ輸出国の）インドがコメ輸出を制限していることやバーツ安がタイのコメ輸出にとって追い風となっている」と説明する。商務省外国貿易局では先ごろ、タイ・コメ輸出業者協会と今年下半期（７～12月）のコメ輸出の見通しなどについて意見を交わしたとのことだ。（『バンコク週報』より。https://bangkokshuho.com）
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