香港上海銀行(HSBC)プライベートバンクと光大新鴻基はこのほど、2021年の経済見通しを発表した。12月16日付香港各紙によると、光大新鴻基財富管理策略師の温傑氏は来年の世界経済の先行きをやや楽観し、香港経済はV字型回復を果たしてハンセン指数は再び29000ポイントの大台に乗り、ハンセン中国企業指数は11500ポイントが目標になるとみる。HSBCプライベートバンクのアジア区首席市場策略師の范卓雲氏はさらに楽観し、ハンセン指数は来年年末に29970ポイントまで上昇、ハンセン中国企業指数は11950ポイントまで上昇すると予測。来年は世界経済が同時に回復し、リスク資産への投資には有利となり、アジア株の中でも特に中国、韓国、シンガポールの各市場が有望との見方を示した。
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