ミャンマー農業畜産開発委員会は昨年12月27日、初会合を開催した。会合で演説したニョー・ソー委員長は、委員会設立の目的と、これらに基づいた任務の割り当て、農業畜産開発の政策立案、輸出量促進への生産率向上、国内外から農業部門への投資、農業ビジネスを確保するための部門別の投資・経済の促進の必要性を強調した。委員長はまた、ミャンマー国内における農業と畜産の役割、農業を基盤とする産業を持つ国になるための取り組みと、栽培目標をつかむための研究の重要性を言及した。ミャンマーには夏季稲約300万とモンスーン稲約1500万の合計1800万エーカーの水田がある。二毛作システムが改善されれば、年間3000万エーカー以上になる可能性があって、更に、稲の生産率は200%になり、米の安全保障と輸出量の増加が保証されると言われている。委員長はまた、農業と畜産部門を発展させ、作物目標を達成しながら、伝統的な育種システムから集中的な収穫運搬システムに変更する必要があると述べた。それから、既存の育種ゾーンを体系的にアップグレードし、新しいゾーンを設立することについても言及した。
委員長は関係省庁に対し、付加価値製品の生産、中小企業への電力供給の確保のための太陽光発電の準備と、中小企業発展への政府・民間・公共部門間の連携強化に向ける協力を要請した。それ以外、商務省とミャンマー連邦商工会議所連合会(UMFCCI)に対し、作物・肉・魚の適切な市場の設立も要請されている。また、民間起業家は、農家の資本市場を創出できるように、契約農業システムを採用し拡大すべきだと、委員長は付け加えた。委員長は最後に、委員会メンバーが農業および畜産部門への支援策の実施に関係省庁と協力することを約束した。委員会副委員長のミン・ナウン連邦大臣は、委員会の任務と今後の委員会の編制について報告し、出席者たちが討論を行った。

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