和田充広・在香港日本国総領事兼大使は3月18日、令和2年秋の外国人叙勲で旭日双光章を受勲された黄寶杰(ウォン・ポー・キット)香港剣道協会会長に対し、勲記及び勲章の伝達式を執り行った。外国人叙勲は、日本との友好の増進等について顕著な功労のあった外国人に対する顕彰である。黄会長は1973年に剣道を習い始め、その後47年間にわたり一貫して剣道の稽古及び指導に精進され、香港人のうち最高段位の錬士七段を有する最も優れた剣道家の一人。1998年から2009年、2 017年から現在までと二度の長きに亘り会長を歴任し、剣士、指導員、香港剣 道協会幹部として、香港における剣道の発展を一貫して支えてきた。その間「プレジデントカップ剣道大会」や「香港公開新人剣道大会」の第1回大会を開催し、剣道に関するセミナーや演武を積極的に実施するなど一般の人々 に剣道を広めた。香港剣道協会が主催する「香港アジア公開剣道選手権大会」 は毎年20以上の国と地域から約500名の剣士が参加するアジア地域の主要な剣道大会に成長し、アジア地域の剣道のレベルアップにも多大な貢献を果たしてきた。
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