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香港―社会

全市民のコロナウイルス検査を推進

新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行第5波の勢いが増し、香港では連日、新たな感染者が100人を突破している。2月5日付香港各紙によると、4日には感染経路不明の症例が60人近くに急増。新型コロナ流行の深刻化を受け、林鄭月娥・行政長官は4日夜に再びウイルス検査と検疫の措置を強化する一連の対策を発表した。馬鞍山体育館に再び「火眼実験室」を設置し、すでに広東省政府に支援を要請。今月中に香港での1日当たりの検査量を30万件に増やす。当局はまた早ければ来週から全市民の快速検査を推進する。民政署や香港郵政などの多数のルートを通じて香港全域にクイック検査キットを配付し、任意で1回の快速検査を完了させる。さらにワクチンパスの適用範囲を大幅に拡大し、まず市民に少なくとも1回のワクチン接種を要求。一定の時間を経て少なくとも2回目のワクチン接種を要求し、その後3回目の接種を要求する。今後は外食の際には3回のワクチン接種が必要となる見込みだ。4日午後8時までに1回目のワクチンを接種した人口は537万人で、接種率は79.8%に達した。

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