特区政府が旧正月前の花市を中止したことを受け、家庭用品販売チェーンの実恵(プライスライト)は花卉農家と花卉卸売りの「千葉園」と提携について連絡を取り、同社の販売網を通じて初のオンラインとオフラインの花市を行うと発表した。1月14日付香港各紙によると、同社が千葉園と開催する花市は20日にスタート。市民は同社の指定店舗やオンラインショップを訪れ、花を購入することが可能となる。特にこの時期に人気の蘭は、地元の蘭や日本の蘭など様々な種類を提供。オンラインショップで購入した場合は千葉園が直接配達することとなる。実恵の最高経営責任者であるLeung Siu-pong氏は「初めてプラットフォームをオープンし、オンラインと実店舗の両方で香港の大晦日の花を販売するためのチャネルを作り、花屋が困難に直面していることに対応することで、今年の新年の雰囲気を取り戻す」と述べた。
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