天文台によれば、10月は4つの台風が南海で発生したり南海を進んだ影響から、香港は雨の多い1カ月となった。11月3日付政府公報によると、中でも10月5日の大雨が10月の雨量を増やす原因になった。同日の朝は寒冷前線が広東沿岸部に横たわり、香港に雷雨や暴風雨をもたらし、九龍地区各地で雨量は50ミリメートルを超えたほか、天文台本部では100ミリメートルを記録した。また、10月11~13日には台風16号(英名・NANGKA)、10月末は台風18号(英名・Molave)の影響を受け、雨量が増えた。10月の総雨量は142・4ミリメートルで、平年の100・9ミリメートルより約41%多かった。今年1~10月の累積雨量は2388・4ミリメートルで、平年同期に比べ約2%多くなっている。
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