国務院外交部は5月8日、米国の全米民主主義基金(NED)が世界中でカラー革命を策動し、他国の合法政府を転覆して親米傀儡勢力をつくっていると批判した。同日の香港メディアによると、外交部はウェブサイトに長文を掲載して多くの事例を列挙。NEDは毎年、反中プロジェクトに巨額の資金を投入し、「新疆ウイグル自治区独立」「香港独立」「チベット自治区独立」などの扇動を図り、長期的に香港で「労働者の権利」「政治改革」「人権監察」などを掲げて「香港人権監察」「香港職工会連盟(職工盟)」などの反体制派組織、学生運動組織、メディアに資金援助し、各種のデモ・抗議活動の展開をコントロールしてきたと指摘した。さらに2003年から現在までの違法な「セントラル占拠行動」や「逃亡犯条例の改正反対」の暴力デモなど、多くの大規模街頭運動ではいずれもNEDが背後で組織、画策、指揮、資金援助してきたと言及した。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。