新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行の深刻化により感染者は在宅隔離で病院搬送を待たねばならない状況だが、外国人家政婦の雇用主が感染した家政婦が家に戻るのを拒否する状況が多く見られている。2月20日付香港各紙によると、外労事工中心のスポークスマンは他の慈善団体も合わせて過去2~3日に12人の外国人家政婦から助けを求める声が寄せられたことを明らかにした。家政婦らは初歩的に陽性が確認されたために雇用主から家に帰ることを拒否され、街頭で野宿するか病院で夜を過ごすことを余儀なくされているという。香港亜洲家務工工会連会も、新たな仕事を待っていた外国人家政婦がビザ発給を拒否され、最後には新型コロナに感染したために帰国することもできなくなったり、新型コロナに感染したために解雇された外国人家政婦もいることを明らかにし、当局に対応を求めている。

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