特区政府教育局の蔡若蓮・局長は8月27日、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の感染者が単日で1万人を超えたら学校の対面授業を中止すると予告した。28日付香港各紙によると、9月1日の新学期開始まで数日に迫ったが、新型コロナ流行は悪化している。蔡局長は学生の健康・安全と学習の必要性のバランスを図り当局は引き続き防疫ガイドラインを精査すると言及。単日の感染者が1万人を超えた場合は全日対面授業を再開する基準を調整することとし、その際に全日対面授業を中止するかどうかを検討するという。また学生が楽団に参加するなどマスクを外す必要のある課外活動の措置についても検討し、仕切り板の設置や距離を空けることなどが挙げられる。
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