新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行の緩和を受けて政府は検疫期間の短縮を検討している。4月13日付香港各紙によると、特区政府の専門家顧問である香港中文大学呼吸器科の許樹昌・教授は香港への入境者に21日間の検疫を義務付けているため、変異種ウイルスはまだ確認されていないと述べた。一方で外国人ビジネスマンにとっては香港のホテルで21日間の検疫を行うことは面倒であるため、政府は検疫期間を短縮することを考え始めていることを明らかにした。ワクチン接種が完了していれば、出発地域の感染リスクに応じてホテルでの検疫期間を短縮することができ、例えばリスクの低い地域からの入境者は7日間の検疫で済むという。ただし政府内ではまだ議論する必要があると述べた。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。