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香港―政治

李長官、引き続き科学技術を振興

10月に発表される新たな「施政報告(施政方針演説)」に向けて、8月25日には李家超・行政長官が第2回地域公開諮問を開催した。24日付香港各紙によると、李長官は23日、各界に対し産業の多様化を促進するために積極的に意見を出し、協力するよう呼び掛けた。同氏は、香港は経済変革期にあり「試練の中でも機会を見つけ、競争の中で改善する必要がある」と言及。政府が過去1年間、人材や企業を積極的に競争し、イノベーションを促進してきたことも指摘した。一連の成果を達成しており、我々は今後も科学技術イノベーションを主導的な役割として新たな生産力を開発し、国際金融・海運・貿易センターとしての香港の地位を強化し、ハイレベルの国際人材が集まる場所を創造し、経済の発展に努めると指摘した。

李長官は23日、ソーシャルネットワーキングサイトに動画をアップロードし、先月の時点で当局が100社以上の潜在的かつ代表的な主要イノベーション・テクノロジー企業と香港進出または事業拡大について交渉したと述べた。香港への投資額は520億ドルを超え、昨年1月から今年7月までに1万5000人以上の雇用機会が創出され、インベスと香港は合計700社以上の企業の香港での事業展開を支援した。香港への投資額は1000億元近くに上る。

イノベーション科学技術の発展と人材誘致の観点から、当局は昨年100億ドルを投入して「産学研究1+計画」を立ち上げ、今月初めの時点で6大学24プロジェクトが参加している。支援総額は10億ドルを超える。先月の時点で、さまざまな人材誘致計画に34万件以上の申請が集まり、21万件以上が承認され、14万人以上が香港にやって来た。

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