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香港―政治

梁振英氏、問題があるのは港人治港

全国政協副主席で前行政長官の梁振英氏は4月17日、香港電台(RTHK)の番組に出演し、1国2制度の実現は成功しており、問題が出ているのは「港人治港」であると言及した。18日付香港各紙によると、梁氏はある立法会議員が米国などに赴いて香港への制裁を要求したことを挙げて「港人治港に問題が発生したのであり、1国2制度に問題が起きたのではない」と指摘。「外部勢力が香港で騒ぎを起こして中国本土に打撃を与えている」と述べ、米国は世界各地で騒ぎを起こし、第三者を利用して戦略的ライバルに打撃を与えていると批判した。また近年、多くの香港市民が英国に移住していることについて「移民ではなく単なる移住」と指摘。大部分の者は香港特区パスポートや身分証を放棄しておらず、香港に戻ってくるつもりであることが表れていると述べた。元立法会議員の羅冠聡氏が絶えず香港市民は英国で投票権を持っていると吹聴しているが、英国市議会の権力と特区政府の権力は比べものにならないと説明した。

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