李家超・行政長官の浙江省への4日間の訪問は成功裏に終了した。４月２６日付香港各紙によると、２５日の香港投資促進会議・浙江（寧波）特別セッションおよび寧波・香港経済協力フォーラムにおいて、李長官は香港独自の優位性と、中国本土企業の誘致と海外展開の双方向プラットフォームとしての役割をアピールし、投資と協力を呼びかけた。李長官は、米国による関税の濫用が世界経済に多くの課題と不確実性をもたらしていると指摘。香港は中国本土企業のサプライチェーンの再配置を支援し、新興市場を開拓し、米国の封鎖を突破するよう導くことができると述べた。会議では、金融サービス、貿易、革新技術、航空、物流、小売りなどさまざまな分野に携わる浙江省の著名な企業12社が、将来香港で事業を立ち上げるために香港投資推広署と契約を締結した。
浙江省（寧波）セッションは、特区政府、貿易発展局、寧波市政府が共催。「香港チャンネル、浙江と香港を繋ぎ、寧波に集まり共にチャンスを探る」をテーマに、金融、サプライチェーン、革新技術、専門サービスなどの分野から多くのビジネスリーダーが集まり、香港の利点とチャンスを共有、 600名以上が参加した。同会場で開催された寧波・香港経済協力フォーラムは、両地間の経済、貿易、投資など各分野での交流と協力を促進するため、2002年以来毎年香港と寧波で交互に開催されている。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。
