林鄭月娥・行政長官は5月22日、フェースブックで新型コロナウイルス感染症(COVID―19)のワクチン接種に触れた。23日の香港メディアによると、林鄭長官は「特区政府が今後、各国・地域と旅行措置について討議する場合、海外に出る香港住民はワクチンを接種していることが要求されるだろう」と述べた。林鄭長官は、香港市民が中国本土やその他の地域へ隔離検疫なしでの往来を回復するためにはワクチン接種は必要不可欠と指摘。欧州連合(EU)が7月に開始するワクチンパスポートを注視し、この措置は今後、他の地域の旅行者にも適用されるとの見方を示した。
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