チムサーチョイ・イーストにある香港科学館(香港サイエンスミュージアム)で開催されている展示「The Big Eight-Dinosaur Revelation/八大・尋龍記」が好評につき会期を延長することになった。11月4日付政府公報によると、公開初日の7月8日からこれまでに60万人近くが参観しており、1日の平均参観者は5000人余に上る計算になるという。そこで、当初11月16日までとしていた会期を2023年2月22日まで延長する。ただし、参観はオンライン予約が必須なので注意したい。詳細は公式サイト(big8dinosaurs.hk)で案内している。

この展示は香港特別行政区成立25周年記念イベントの一環で、ドイツ、スイス、オランダの博物館や文化機構から貸し出された8組の恐竜の模型を展示している。うち5組(トリケラトプス、アロサウルス、ヘスペロサウルス、ディプロドクス、ティラノサウルス)は本物の化石標本を使って骨組みを再現したもので、その中の1組は完成度が90%を超える珍しいものという。恐竜の骨格が非常に大きいため、今回の展示にあたり科学館では2000平方メートルにおよぶ展示スペースを確保。これほど大規模な恐竜展は2014年以来で、ティラノサウルス以外の7組の化石はこれが香港初公開となる。
(※写真・政府新聞処)

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