林鄭月娥・行政長官は1月5日、8カ国からの旅客フライトの乗り入れを禁止すると発表した。同日の香港メディアによると、対象となる国はオーストラリア、カナダ、フランス、インド、パキスタン、フィリピン、英国、米国。8日午前零時から14日間、これら8カ国からの旅客フライト乗り入れを禁止し、トランジットを含めこれらの国に滞在した者の来港を禁止する。林鄭長官は過去24時間にオミクロン流行が急激に変化したため、政府は5日朝に緊急内部会議を開催したと指摘。新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行第5波が一触即発の状況であり、当局はできるだけ早くウイルス流行を抑制する必要があるとの認識を示した。

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